ドイツ横断! ぷらっとプラハまで4 (ベルリン編3) [ドイツ国内編]
4月4日(金)
ベルリンの印象はやっぱり首都の名に恥じない大都市ですね。地下鉄等を使って市内を移動しても結構時間がかかりますし、大きなビルも多いです。ケルン、フランクフルト、デュッセルドルフとドイツの主要都市を見てきましたが、これらの都市がしょせん一地方都市であることがよくわかりました。確かにパリ、ロンドンと並ぶ大きな街です。ただ東西統合から10年以上経ちますが、まだまだ建設中の建物や工事中の場所が多くこれからの街であることも確かです。
ポツダム広場の周辺はホントにきれいです。
ここは再開発の象徴ソニープラザ。
ただ観光となるとホントあまり目玉となるものがないんですよね。そんな中でベルリン市が力を入れている一つが博物館島。5つの博物館、美術館が河の中洲の島に集まって芸術地区みたいになっています。もともと東ドイツの領域にあったので、恐らくお金の問題でたいした整備もされていなかったようですが、これらの5つの博物館を有機的につなげて1つの巨大博物館にする計画が2012年を目標に進められているようです。今でも世界遺産に登録されていますし、規模としてはルーブル、大英博物館に匹敵する大きさになるそうです。
で、この博物館島へ行ってきたのですが・・・、う~ん何と言ったらいいのでしょうか。確かにすごい規模なんですが・・・・。今一歩作品がメジャーでないのよね。芸術的価値は高いのかもしれないですが、僕たちのような素人受けするような目玉作品がないのよね。ルーブル、大英博物館のような人気は得られないような気が・・・・。
全体像はこんな感じ。
正面に当たるポーデ博物館。
ペルガモン博物館は古代都市ペルガモンを館内に再現しようとした博物館で結構楽しめます。ただ数はそんなになくあっさり見終わってしますのですが・・・。
旧博物館の前には大きな広場があり、横にはベルリン大聖堂があり、大勢の人が集まるスポットです。
ガイドブックを読んで結構期待して行ったのですが、ちょっとがっかりです。ただ全然別の場所にある絵画美術館ではレンブラントのコレクションとフェルメール2点が見れて結構満足。
(オランダに行って以来レンブラントが好きになり最近は名前を見なくてもレンブラントの作品はわかるようになってきたんですよね。)
てな感じでベルリンは観光都市としては今一歩見たいです。日本人の観光客もあまり見かけませんでしたし、何より観光地に日本語のパンフレットがおいていないところがほとんどなんですよね。ただ緑は豊かですし、歴史的建物の並ぶ街並みはきれいですし、ビルが並ぶ都会的な面もあるということで住んでみると楽しい街じゃないかなと思ったのでした。
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