ちょっとそこまでルクセンブルグまで 2(ルクセンブルグ編2) [ルクセンブルグ編]
4月18日(金)
ルクセンブルグと聞いて想像するものは何でしょう。正直僕には何もなかったのですが、観光ガイドブックを読むとグルント(低地)という言葉がよく出てきます。最初は何のことやらだったのですが、行って見てみてあっさり解決。北のジブラルタルと言われる要塞都市ルクセンブルグはまさに天然の要塞でした。簡単に言えば凹の文字の左の出っ張りの上に旧市街があり、右の出っ張りの上に新市街があり、間のへこんだ部分がグルント(低地)です。要するに橋を渡らない限り、旧市街に行くには一旦絶壁を降りて幅300~400mのグルントを横切り、今度は絶壁をよじ登らないといけないんですね。こりゃー攻めるのは大事ですね。
で、旧市街から下に広がるグルント(十分の広さがあるのでちゃんと集落があります)を望む景色がルクセンブルグ観光の目玉なんですね。確かに今まで見てきたヨーロッパとはまた違ったハウスの名作劇場にでも出てきそうなありふれた田舎のヨーロッパの景色です。一見の価値はあり、といったところでしょうか。ただ他にはあまり見るところがないので、これを見るためだけにここまで来るのは少ししんどいかも。
”百聞は一見にしかず” 。写真で見てみてください。
もちろん旧市街側を向いて撮っています。
こんな感じで何本かの橋で新市街と旧市街がつながっているんですね。
これはグルント側からの写真。
こちらはグルント内の集落。どこかで見たことがある風景よね。
城塞都市なのでこんな砦のような壁の部分もあります。
何も目立ったものはないのですが、逆に言うとだから美しいということかも知れません。恐らくこの風景は何百年も変わっていないんでしょうね。
こんばんは。
ルクセンブルグ、こういう町並み私は好きです。
ゆったりとした時間が過ごせそうですね。
by Ballacki (2008-04-24 20:26)